影山教授からのメッセージ

私たちの研究室に興味を持っていただき、ありがとうございます。

思い起こせば大学時代、最初の生化学の講義で故沼正作先生の

「目の前の100人を治療する医師も重要だが、将来の100万人の治療に役立つ基礎研究も重要である。」

という言葉に感銘を受け、基礎医学を志しました。

その後、大学院では恩師中西重忠先生の言葉、

「後追いするな。2番手では意味がない。」

により研究の厳しさと喜びを味わいました。

実際に研究は厳しい。でも楽しい!!          

                           影山 龍一郎

 

略歴

1957年 大阪生まれ 

1975年 大阪府立高津高校卒業

1982年 京都大学医学部卒業

1986年 京都大学大学院医学研究科博士課程修了

      米国NIH研究員

1989年 京都大学大学院医学研究科助手

1991年 京都大学大学院医学研究科助教授

1997年〜2021 京都大学ウイルス研究所教授

2006〜10年 京都大学ウイルス研究所所長

2013〜19 京都大学 物質−細胞統合システム拠点(iCeMS)副拠点長

2021〜現在 理化学研究所 脳神経科学研究センター センター長

受賞歴

1994年 日本生化学会奨励賞受賞

2014年 第1回京都大学ウイルス研究所卓越賞

2015年 文部科学大臣表彰 科学技術賞研究部門

2016年 時実利彦記念賞

2017年 第49回内藤記念科学振興賞

2018年 紫綬褒章

2019年 第63回武田医学賞

2017年 第49回内藤記念科学振興賞

2020年 上原賞

2021年 第62回東レ科学技術賞

インタビュー&セミナー

品川セミナー「大人になっても神経細胞は増えているの?--その不思議な役割について」

WPI10周年記念講演会「日本の科学の未来に向けて」